いっぱい笑うきみが好き

大倉くんと関ジャニ∞が大好きな一オタクの私見。みんなが幸せそうに笑っててくれればそれでいい。

夢ならばどれほどよかったでしょう

この一節が頭の中をぐるぐる回ってずっと離れない一日だった。

たぶん今後もずっと思うんだろう。

 

すばるくんがジャニーズ事務所をやめる。つまり関ジャニ∞からも抜ける。

 

こんなことここ数年は夢にも思わなかった。それほどに関ジャニ∞でいるときのすばるくんは本当に楽しそうで、関ジャニ∞で一緒に音楽ができることがすごく幸せそうだったから。9年前のふら~っとどこか違うところへ行ってしまいそうな危うさなんてもうみじんも感じられないくらい、今、7人であの時にはできなかったことをたくさんできて嬉しいように見えていたから。完全アウェーな野外ロックフェスでもどこでも『関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!!』って宣言する姿にアイドルとしての覚悟と誇りを感じているように見えていたから。

 

 

 

いつも土曜の夜は大倉くんと高橋くんの後のオードリーのANNまで聞いてから寝るので、日曜の朝は特に出かける予定のない限り昼頃まで寝てる寝坊助なんだけれども、今日の朝は何の虫の知らせだったのか10時に目が覚めた。前日のラジオの大倉くんの様子が気になってなかなか眠れなかったというのにすっと目が覚めた。

目が覚めてスマホを見るとFCからの重大なお知らせを予告するメール。正直嫌な予感しかしなかった。0.1%くらいは朗報であってほしいという期待もあったけど、昨日のラジオで声を震わせながら仕事のやりがいと意義を話す大倉くんの声、いつもエンディングでする関ジャニ∞からのベストアルバム発売とツアーのお知らせが昨日に限って時間に余裕はあったのにHPを見てくださいとしか言わなかったことがずっと引っかかっていたから。

不安な気持ちをTwitterで共有しながら、11時直前から該当ページのF5アタックを開始した。

11時になってすぐに見れた関ジャニ∞からのお知らせ。

「なんで…」という言葉しか出てこなかった。まだ寝ぼけている夢の中の出来事だと思いたかった。

でも、上から順に読んでいって大倉くんのコメントに差し掛かった時、もう涙と嗚咽が止められなかった。子供のように声をあげて泣いた。

 

だってそこにある大倉くんのコメントがもうすでに過去形だったから。

 

彼の後ろでドラムを叩くことが好きでしたって

彼の独特な笑いのセンスが好きでしたって

仲間に対してのやさしさが好きでしたって

夢に対して語る熱い言葉が好きでしたって

 

もう無理なんだ、これは現実なんだよと突きつけるような過去形の羅列に、なんで過去形なの?って泣いた。

大阪の観光シンボルキャラクターといういつか手にしたかった大きい仕事を手にしたとこだったし、なによりあの2016年1月17日の1人欠けてしまった不完全なオーラスでもう誰1人欠けちゃいけないんだって思ったんだと思ってたのに…

 

そこから前日のラジオの大倉くんの様子を思い出して胸が苦しくなった。電話コーナーのリスナーからの「ほかのことがやりたいと思うようになって看護師を辞めようとして上司に嘘ついちゃった」という話に、仕事を替えるということについての考え、「一回の人生なんだから好きなように過ごしたらいい」ということ。熊本の震災の時にラジオから聞こえてくる2人の笑い声に救われたから今があるという感謝のメールをうけての芸能の仕事をするということのやりがいについて。これをどんな気持ちで話してたんだろうと思うと、苦しくてたまらなかった。

 

12時になってコメントを出しただけじゃなく、メンバーそろって会見をしていたことがニュース記事で配信され、その記事の中のこの文に少し安心した。

すばるくんにとって関ジャニ∞が嫌になったわけではないということが分かっただけで少し楽になった。

でもそのあとに流れた会見の様子を動画で見たら、すばるくんの目はうるんでるし*1、横山さんは顔が涙でぐしゃぐしゃだった。そんな姿を見ちゃったら、この答えが正解なんだねってすんなり飲み込むなんて無理だ。メンバーもなんで認めたんだよと思っていたけど、横山さんの「今日という日が来ないでほしかった」という言葉やしつこいくらいに引き留めたこと、言葉を選びながらつらさをこらえて話す表情を見たらそこに私が大好きな関ジャニ∞がいたし、この人たちもわたしたちと一緒なんだと思えた。

 

続々と流れてきた会見の様子を伝える記事の中にはもう私の大好きな関ジャニ∞しかいなかった。私たちが思っているような「なんで」や譲歩案はすべてぶつけてくれていた。それでも揺るがないのなら背中を押すしかないっていうのは、わたしたちよりもずっと長い時間一緒にいたメンバーにとってはわたしたちよりもずっと悔しいんだろうと思う。

 

それでも、会見の質疑応答で、

――15歳から21年間、振り返って今思うことは?

渋谷「本当に良かったなと思っております。いろんな経験をさせて頂きましたし、15歳という年齢から21年間という一番多感な時期を、そういう時間を、こういうジャニーズというところでお仕事させて頂くことで、自分という人間も造られて来たので、感謝しかないですし、今後の人生もジャニーズというところで21年間、そして関ジャニというグループで活動させて頂けたんだというのが、自分の人生において一生の誇りだと思うんで。感謝と誇りというものを常に胸において今後生きていきたいと思ってます」。 

――逆に大変だった、しんどかったことは?

渋谷「ん~…いやでも、楽しいことしかなかったですね。それは一人じゃんなかったですから。ありがたいことに仲間がずっと横にいてくれたんで。なんか誰かがつらそうな時には助け合えたのがグループのいいところで。大阪から一緒に出てきたっていうこともあり、すごく絆が深い仲間ではあるので、つらいというより、助け合えたという、楽しい、いい時間でした。」 ”
こう言ってくれたことがなによりで、今までのすべてだと思ったし、私が今まで見てきた関ジャニ∞も彼らを応援してきたことも何も間違っちゃいなかったんだと思った。

いつか終わりが来るのなら、その時は今までを振り返って出る言葉が「あー楽しかった!」で終わってほしいとずっと思っていたので、すばるくんが決めたすばるくんの関ジャニ∞の終わりが楽しかったことしかなかったのなら、もうこれ以上の言葉はないと思った。

 

それでもこの喪失感は辛いし、この決断を納得しきれないし、なんで?は尽きない。今は理解して気持ちの整理をしようとしているけれど、6人で関ジャニ∞ですって並んでる姿を見て現実を突きつけられたら受け入れるのにひどく時間がかかるくらい抵抗してしまうかもしれない。

 

でも会見場での横山さんの涙も、大倉くんのコメントも態度も顔も、まだ全然納得しきってない様子だったし、大倉くんに至ってはまだ怒ってるのがわかるような顔つきだった。大人だからと大人になりきって物分かりのいいイイコちゃんになられるよりも、思ってることが素直に出てしまう不器用な大人でいてくれてよかった。わたしたちがこんな割り切れない思いを抱えてぶつけててもいいんだと思わせてくれたから。

 

 

 

横山さん、ヒナちゃん、マルちゃん、ヤスくん、りょんちゃん、大倉くん、

すばるくんの歌声が、歌う姿が大好きなあなたたちだからこそ、それに釣り合うように、それを素晴らしいものにするためにそれぞれの音楽を上達させてきたからこそ、すばるくんの1人で音楽を突き詰めたいんだという言葉を否定することはできなかったんですよね…すばるくんの才能とその可能性を知ってるからこそ背中を押そうと決めたんですよね…

そんなしんどい中でもそんなそぶりを見せずにいてくれたこと、こんなときでもファンのことを一番に大事に考えてくれてありがとう。関ジャニ∞というグループは逆境にこそ強いグループだと思ってます。今こそがグループ史上最大の危機かもしれないけど、それでもあなたたちなら大丈夫、もっと強くなれるかっこいい人たちだって信じてます。私たちの気持ちが追い付くのに時間はかかるかもしれないけど、そんな私たちのおしりをたたくかのように、この選択が後悔にならないように、関ジャニ∞は最高で最強なんだということを世の中に証明できるようにどんどん活躍してください。でも無理はしないでくださいね。わたしたちは一生ついてく覚悟はしてるので。

(ヤスくん!ゆっくりでいいから無理せずしっかり怪我治してね!心配です)

 

大倉くん、

すばるくんのことが大好きで、フラフラのときも反対してたあなただから、こういう決断になったことはまだ納得しきれてないんでしょう。わたしは無理して納得しきってしまう必要はないと思います。いつかすばるくんが本当にすごい存在になってこれが正解だったと思える時まで。

素直な気持ちをまっすぐぶつけてくれてありがとう。あなたのその態度存在に救われた人がたくさんいるよ。本当にありがとう。

 

すばるくん、

ジャムのパンフ読み返してまた泣いたんだけどさ……1年でこの考えは変わっちゃうものなの…… ?

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エイタメジャム ツアーパンフ 24Pより

でも変わった結果が今なんですよね… なんで?という疑問は尽きないけど、すばるくんが音楽が大好きなことはわかるから、この選択が間違いじゃなかったんだと心から胸を張って言えるように旅立ってください。あなたが好きだと言った大倉くんのドラムに乗せて気持ちよさそうに歌うあなたはもう見ることができないんだろうけど、その光景はわたしの一番好きな景色でした。たぶんこれからも一生好きです。久しぶりに見るあなたが文句のつけどころがないくらい素敵な音楽を届ける素敵な人になっていますように。こんなにつらい別れを決めて、わざわざ退路を断って大々的に旅立つんだから、やっぱりやめなきゃよかったなんて尻尾巻いて戻ってくるなんて許さないんだからね!

 

 

この事実は変わらなくてあと一つ望むことができるのならば、どうか私たちにちゃんとお別れさせてください。ライブじゃなくていい、イベントとかでもいいのでちゃんと私たちにも背中を押す機会をください。その機会があるのなら、そこまでにちゃんと気持ちの整理はつけるから……。

 

 

 

 

こんな長文ブログを書いてても、すばるくんがいない関ジャニ∞を知らないから、私が大好きで大好きでたまらなかったすばくらが見られなくなる世界が来るなんてことをまだ信じられてないです。今までの曲を聞くとどうしても一つ一つの歌詞に引っかかって涙が出る日が続くだろうし、たぶん日によって考えることは変わるんでしょう。完全に情緒不安定ですね。

でも今日という日に感じた事、考えたことは全部間違いじゃないと思うので、ここに残しておきます。

 

これからもずっと、関ジャニ∞も、渋谷すばるも、わたしの光です。

 

 

 

 

朝が来ましたね…

この出来事が夢ならばどれほどよかったでしょう……

*1:本人は花粉症の目薬だって言ってるけど