いっぱい笑うきみが好き

大倉くんと関ジャニ∞が大好きな一オタクの私見。みんなが幸せそうに笑っててくれればそれでいい。

様々な問題より大好きな君の笑顔が(元気が出るLIVE!最終日の感想文②)

大倉くん退院&仕事復帰おめでとうございます。まだ完全に調子が戻ったわけではないと思うので無理せずしっかり治してください……。くせにならないようにね……。

 

大倉くんの体調は快方に向かっているようだし、ラジオで元気な声を聞けて、ようやく自分の中でも整理できた感じはあるのだけど、あの時感じたものを覚えているうちに書いておかなければならないと思ったので、10日以上も経ってる上にもう2月だから今さらも今さらだとは思いますが記録に残しておこうと思います。

そのため文章にまとまりが無いうえ、恐ろしいほどの長文になると思われますが、ご了承ください。

 

前回の続き、キャンジャニちゃん~です。

 

 怒涛のバンドパートが終わったら今度はキャンジャニちゃんの出番である。キャンジャニちゃんでは倉子は毎回自己紹介でオチを担当し、毎回会場の爆笑をさらっていた。また、丸子やほかのメンバーに対する毒舌やビッチ小悪魔発言はこのコーナーのいいアクセントになっていた。

前日もまさかの枕営業発言で会場の度肝を抜いた倉子ちゃんだから、ツアー最終日の今日はどんな爆弾を持ってこのツアーの大オチをつけるのか楽しみにしていた。

つなぎのVTRが終わり、セーラー服姿のキャンジャニちゃんたちが登場した。

曲が始まり、メインのモニターにアップで映るすば子の左後ろにはいつもだったら切なげな表情で天を仰ぐ倉子がいるはずだが、私の大好きなあの可憐な倉子ちゃんはいなかった。

しかし、そのお詫びなのかなんなのか、すば子のスカートから覗くTバックの色は緑だった。すば子のスカートの丈はいつも超ミニなのだが、この日はもう股間とおしりが半分見えるくらいの短さだった。もうこれには笑うしかなかった。

CANDY MY LOVEのサビでは、モニターに倉子ちゃんのおしりがアップで映るのだがそこもこの日は別の子。間奏で順番に中心に向かって片手を差し出すところがあり、倉子の順番はいつも最後なのだが、そこは丸子がそのタイミングでいつも差し出していないほうの手を差し出して間を埋めていた。

曲が終わるとキャンジャニちゃんたちの自己紹介タイム。

村子「一人たりないけど、自己紹介します!自慢の八重歯で前髪切りすぎちゃった♡村子です♡」

横子「色白なのはあなた色に染まりたいから♡横子です♡」

錦子「チャームポイントはこのうさ耳だピョン♡錦子でーす」

すば子「あいさつとスカートは短い方がいい。イカしたアイドル、すば子♡(くるんと回ってパンチラサービス)」

安子「母親譲りの安産型♡安子です♡」

丸子「地元の友達に同窓会で口説かれちゃった♡丸子です♡……そんな私たちキャンジャニでーす♡」

このあとに倉子ちゃんだったらどんなオチを用意していたんだろうと思わずにはいられなかった。倉子ちゃんはいつもここで会場の期待を大きく上回る意外さ満載の自己紹介をしてきていたから。

このあとは丸子と倉子の喧嘩コントが入り、それを横子が宥めながら次の曲へ行く。丸子の言葉にいちいち「うるさいブスー」とつっかかりながらも、丸子のトリッキーな返しを楽しむふたりの掛け合いが毎回楽しかった。

“ここはどうするんだろう?こんなヒールキャラ誰が担当するのよ…”と思っていたが、

丸子「今日は私のために集まってくれてありがとー♡「うるさいブスー!」と、高い声が聞こえた。平和主義にしか見えない安子だった。横子には「安子どうしたの!?二重人格になってるわよ!?倉子がいないと負担が大きいわね…」と言われながらも、倉子のヒールキャラを代役しようとしていたが、そこはもともと人のいい安子だから何でもかんでもブスブス言えず、戸惑い丸子にうまく返せない瞬間があった。

横子「私ひとつ気付いたことがある。丸子には倉子が必要ね。」

丸子「うん。絶対必要。私いますごく怖い…」

 

 もう泣くしかなかった。キャンジャニにおける倉子の存在ってこんなにも大きかったのか、倉子がいないだけでこんなにも物足りないものになるのかと思うと切なくなった。

しかしこのやりとりを聞いたら、もしかしてこの日一番寂しかったのはマルちゃんなんじゃないかと思った。よく夫婦に例えられるベースとドラムの片割れがいない、不安になって振り向いたときに笑ってどしっと構えてる大倉くんがいない、キャンジャニちゃんでどんなにめちゃくちゃなこと言っても「うるさいブスー」「あなた言うことまでブスなのね」と言葉はきついけどちゃんと笑いに変えてくれる倉子がいないって本当に不安でさみしかっただろうな、とふと考えてしまった。

 

倉子がいない分、余った尺は村子が思う存分村子劇場を繰り広げてくれたおかげでだいぶつながってた気がする。村子のムチャぶりのおかげでとんでもない三馬鹿爆弾も落とされた。

倉子の好きな人VTRへの振りは横子も残ったうえで、すば子が「わたし聞いたんだけどね、倉子の好きな人は壁ドンが得意らしいわよ」と振ってくれた。そのVTRの後には、

横子「なんか悲しく見えるわね…」

すば子「…かわいそうな人」

横子「今頃病院かな……」

すば子「病院でも笑ってるわ…」とここでも見事に笑いにしてくれた。

 

キャンジャニちゃんコーナーの締めはホストっぽい白の衣装での『夏の恋人』だ。

1番の大倉くんのソロパートはマルちゃんが歌ってくれた。問題は2番だ。2番には2番Aメロを歌わないくらまるちゃんとヤンマーに分かれてのペアダンスがある。2番が始まった時、マルちゃんは一人で踊っていた。それに気づいたりょんちゃんも“あ、やばい!”といった顔をしていたら、そこにさっと横山さんがカバーに入った。そのあとの一人ずつ体を倒していくところには横山さんの歌パートなので、さっきまで歌っていたヒナちゃんがカバーに入った。ふたりとも確かこんな感じだったよね?という感じではあるものの、その前後すぐに自分の歌パートがあったにも関わらず、周りを見てのすごい臨機応変な対応力を見せつけられた。

 

そのあとのMCで詳しい昨日の公演後からの大倉くんの状況説明がなされたが、そこでも、

すばるくん「(今日の公演は)壮大なコントと思っていただければ……大阪4日間に大倉の腸がついてこなかったんや(笑)」

ヒナちゃん「何が元気が出るライブやねん(笑)」

すばるくん「あいつの元気がなくなっとるがな(笑)元気届けすぎてガス欠です(笑)」

りょんちゃん「アンパンマンみたいなもんやな!」

なんて大倉くんのことをいじって笑いに変えながらも、

りょんちゃん「やばい今日めっちゃ間違えまくってる!みんながカバーしようっていう気持ちが余計緊張する!」

なんて動揺してることがはっきりわかるような普段めったに言わない弱音にも聞こえることを言ったり、

ヒナちゃん「大倉ファンにはほんま申し訳ない」

すばるくん「もう笑うしかないよ!笑ってあげてください!ウケたで!って言ったらあいつも喜ぶわ!」

ヒナちゃん「泣いても笑っても最後ですよ」

なんて“泣くな!笑え!辛いかもしれないけど笑って終わろうよ”という強がるようなことを言ったり、

横山さん「ピンチはチャンスじゃないけどさ、こういう時に絆の強さが見えるね…」

なんて6人でやると決めたなら最後までやるという覚悟が見えたり、

いつもより短めのMCだったけれど、メンバーも大倉くんがいない不安を抱えながら覚悟を持ってこの公演をやっているんだということが伝わってきた。

 

MCのあとはユニットコーナーだ。ヒナすばの渇いた花も今までで一番いい雰囲気の中、素晴らしい演奏と2人の固い握手で幕を下ろしたし、ヨコりょのバナナジュースも毎回管楽器の生演奏という難しさはあったが、ちゃんと成功を収めた。大倉くんは大山田の3人でのユニットだったから、この日は山田の2人だけでやるんだと思っていた。

イントロが流れてメインステージの中央にシルエットが浮かび上がる。3人いる。でも明らかに大きさが違う。小さい。

すばるくんだった。

大倉くんの衣装をそのまま着て緑のランドセルを担ぎ、左手に大倉くんのうちわを持っていた。大倉くんが着ててパツパツだった半ズボンはすばるくんが着るとブカブカで、お父さんの服を借りて着てみた子供のような可愛さだった。また涙がこみ上げてきた。この人たちは何回嬉し泣きさせれば気がすむんだろうか。

この曲は踊る曲だが、もちろんすばるくんは振付を覚えてなんかいない。山田の振りを見よう見まねで踊ってみるけど途中で飽きて自由に動き出す。いつもはそんなこと言わないのにヤスくんが「よーし、走るぞー!位置について、よーいドン!」なんて説明してすばるくんを誘導するが、それでも自由に動いている。 山田が揃って“こっちこっち”、“次はこうね”とジェスチャーで誘導する姿、キョロキョロしながら誘導に従いつつも自由に動いて観客を楽しませるすばるくん。この歌はかつて関ジミ3と呼ばれた大山田による大山田の歌だから、ずっとキラキラしてたすばるくんには似合わない歌詞もあるけれど、ファンを楽しませようとする気持ちは一緒なんだなと改めて感じた。

そのあとは捌けたら急いでKINGのB-BOYの衣装に着替えるはずなのにステージ上の人数が多い。さっきの小学生ルックそのままでステージに残っていた。もうこのあとはやりたい放題だ。すばるくんはKINGの周りの仁王立ちしているダンサーさんの頭をうちわで叩いては帽子を落として回っているし、ランニングマンで歩き回るし、山田も自由気ままに動いている。挙げ句の果てにKINGがカメラにどーんと抜かれるところですばるくんがKINGよりも前に入って映り込む。これにはKINGも「俺より目立っとるやないか(笑)」と笑うしかなかった。曲中盤の1人ずつ呼ばれるところがあるのに、一番最初に呼ぶ人がいつものところにいないから3番目に呼ばれる〈漆黒の旋風ヨコ〉で横山さんに全くスポットライトが当たらなかったことが不憫でならない。その大倉くんパートもいつもは〈緑の癒やしたっちょん〉だけど、この日は〈腸閉塞のたっちょん〉に変えていた。こんなに音にしっくりハマるもんか。そのあとも小学生ルックの3人は自由に動き続け、いつものちゃんとした振りを真面目に踊っているのはヨコりょだけというなんともカオスなKINGタイムだった。

 

KINGが終わるとWASABIロシアンルーレットVTRだ。この日の当たりが大倉くんだったらいいのになーなんて思っていたけど、そんなうまいこといくことはないのである。この日の当たりはマルちゃんだった。

映像が終わるとWASABIの曲が始まる。

しなやかにWASABIを踊る大倉くんが大好きだった。和のテイストが入った燕尾風のロングジャケットを靡かせて、踊っているときにそこまで計算されているのかと思わせるようなサラサラの前髪の揺れがすごく好きだった。そのあとの韻踏ィニティも後半はトロッコに乗ってのお手振りタイムとなってしまうけれど、そこまでのダンスタイムの身のこなし、前髪の揺れ、歌舞伎みたいなおっとっとダンス、ダンスをして意気が上がってる状態から見下しながらの「俺んとこ来いや」のセリフ*1、どれもが大好きで毎回浮気お嬢さんと言われても、“こんなんじゃ浮気なんかしてる余裕ないです……”と萌え死んでいた。

前日の公演ではユニット曲から前髪をあげて固めていたために、“なんで固めてしまうんだよ!うっとおしいかもしれないけど、明日はいつも通りさらさら前髪でお願いしますよ!”と思っていただけに、とりあえず最後のWASABIが前髪がないバージョンだということが悲しかった。それよりもぽかんと空いた大倉くんのスペース、そこばかり目で追ってしまう自分が悲しかった。WASABIはまじめに踊る曲だし、それこそ立ち位置カバーなんてできる曲じゃないから、“WASABIのヤスくんのフードさばきがかっこいいよ!”と聞いていたので、そこを注目してみようと思っていたのに気が付けば自然と“ここの大倉くんはこうだったよな”と脳内で大倉くんがいるときのことを再生してみている自分がいた。

 

トロッコ移動しながらのナントカナルサを経たら、High Spirits~勝手に仕上がれのバンドパートだ。会場全体が一体となってメンバーが奏でる音に乗る光景は*2圧巻で、このライブのクライマックスでもある。そのバンドの中心で力強くリズムを刻む大倉くんがいない空席のドラムは寂しくて仕方がなかった。でもこの会場が一体となってライブが終わりに差し掛かっていることを感じながら、まだ終わりたくない!と言わんばかりの気持ちで『K!A!N!J!A!N!I!E!I!G!H!T!』と声を出すのももう最後なんだと思うと、“あのときもっと全力で楽しめばよかったな”なんて後悔したくないという気持ちが出てきた。そこからはもうどうしても自然と目が行ってしまう不在のドラムを見つめながら、涙交じりの声で*3全力で声を出していた。

 

最高潮に盛り上がった勝手に仕上がれの後はすばるくんからのあいさつだ。*4

すばるくん「ありがとう…ありがとうございます!本当にありがとうございます!みなさんに支えられてここまできました。大倉もありがとうって言ってます!わかります。あいつも言ってます!笑ってますよ!去年から始まったこのツアー、元気っていうテーマでやってきましたが、昔からずっとそうですが今もそうです。6人だろうが、7人だろうが、8人だろうが関係ないです!今の俺らはこれなんですよ。今の俺らがすべてです。目の前にいる人、支えてくれている人たちにまっすぐぶつかっていきたい。それだけです。そのためにみんな頑張ってるし、自分らの武器増やしたいと思ってるし。そうやってこのグループがもっともっと大きくなって、もっと図太くなっていけば、もっとおもしろいことがこれから待ってると思うんで…。今日はたまたま6人ですけど、そんなの関係ない。まだまだ楽しいことは腐るほどあるんで、俺らそうしていくんで絶対に!だから…今日は……悲しい思いをした人もおると思うけど……」

といったところで堪えていたものを抑えきれずに、すばるくんが涙を流した。

「あぁ……でも俺らはみんなの前に立つって決めたんで……あの…ごめんなさいね……また来てくださいよ。次また会える時までにお前らもっとでかく強くなっとけよってことだと思うんで、そういうタイミングやと思うんで。まだまだだってことだと思うんですよ。だから、これからもよろしくお願いします。ありがとう!本当にありがとうございます!ほんとに幸せです!ありがとう!また来てください!7人でまたさらに強くなってみんなの前に立つんで!本当にありがとうございました!また会いましょう!ありがとう!」

 すばるくんの涙で止まっていた涙がこみあげてきた。このツアー中、何度も“すばるくんが泣いていた”、“いや涙目っぽいけど泣いてはいなかった”と言われてきたが、この日の涙は今までの公演で流したものとは違っていた。この日の涙は悔し涙のように見えた。わたしたちも大倉くんがいなくて寂しいし悲しかったけれど、メンバーのほうがもっと悔しいだろうし、何よりも大倉くんが一番悔しいだろうな。全員で約1か月間過密なスケジュールの中やってきたツアーのラストを笑顔で締めたかっただろうな。今までファンを笑わそう、楽しませようとプロ根性で笑顔でステージに立ち続けてくれたけど、メンバーだってエイトが大好きな一人の人間だし、本当はここにいる人の中じゃメンバーが一番悔しいしつらいよな。そう思うと余計に涙が出てきた。

オーラス後の感想の中に、「前夜祭の時のことを思い出した。あのときもこんな感じだった。」とか「関風コンのオーラスの雰囲気と似てたような気がした。」というような感想をいくつも見かけた。わたしは初めてのエイトコンが前夜祭だったけど、あのときは『内くんは出れないんだよな…淋しいけど初めてのエイトコン楽しみ!』とそんなにしっかりその時の状況を考えていなかったし、関風コンも地元の公演しか行かなかったためにオーラスの様子は入っていた人のブログや雑誌のレポで読んでなんとなくしか知らなかった。「6人でも7人でも8人でも関係ない!今の関ジャニ∞はこれだ!」とわざわざ『8人』という言葉を出したのも、体調不良で休演という事態よりももっと悔しいつらいことも経験して、そういう窮地をいくつも乗り越えてきて今があるんだということを思い出させた。

 

すばるくんのあいさつへの拍手の中、本編ラストの曲の侍唄が始まった。すばるくんは泣きながら歌っていたし、2番のおおくらくんのソロパートはりょんちゃんが代わりに歌ってくれていた。侍唄の最後はヒナちゃんのピアノソロを聞いて横山さんがウインドチャイムを、大倉くんがシンバルを鳴らしてみんなで締めるが、ヒナちゃんのピアノソロの後、ふわっとした感じでみんなの締めの音が入った。大倉くんがいないとこんなにバンドの締まりも悪いんだなとまた大倉くんのドラムが恋しくなった。

 

曲が終わってバンドセットの前に一列に並ぶとき、りょんちゃんが大倉くんのうちわを持って出てきて、顔が見えるように持っていた。本編の最後はヒナちゃんのあいさつだ。

ヒナちゃん「今日はみなさんありがとうございました。今日の楽しい空気は大倉にちゃんと伝えますし、大倉も喜んでくれるようなコンサートができたと思います。こういう状況じゃなくても、僕たちは固い絆でつながれていると思うし、心も通じてると思います。(りょんちゃんが持っているうちわを指して)見てください!笑ってますよ!どんなことがあっても笑えるのが僕らの持ち味だと思ってます。今日のようなことはそうそうないけど、今度はきちんと7人で、みなさんの前に立てるように。みなさんもきついことつらいことあると思いますけど…特に大倉ファン!!頑張れよ!!1年頑張ってまた7人で会いましょう!今日はありがとうございました!!」

りょんちゃん「(うちわを掲げながら)すぐに戻ります!」

 

こうして本編が終わった。エイトコールの後アンコールが始まる。

アンコールは2人ずつ気球に乗って出てくる*5が、ヤスくんが1人かと思いきや、りょんちゃんと2人で乗って出てきた。*61曲目はCloveRだけど、冒頭の大倉くんのソロはりょんちゃんが代わりに歌ってくれていた。一人で気球に乗っていたヒナちゃんは、福岡の時に大倉くんが被っていたホークスの緑のカラーキャップを被っていた。2曲目の急☆上☆SHOWでは、中盤の山田の掛け合いの部分をマルちゃん「おおーくらおーくらー!」ヤスくん「おおくらおおくらー!」2人「おおくらおおくらー!おー!く!ら!」と大倉くんの名前を連呼して替えて歌っていた。いつもはうちわなんて持たないのに、本編の途中からずっと公式の大倉くんのうちわを抱えながらライブを見ていた。気球でメンバーが近付いてくるときなどは“きょうは悔しかっただろうに笑顔にしてくれてありがとう”という気持ちで手を振っていた。*7*8

気球やトロッコに乗って歌う5曲が終わると最後の元気が出るSONGの前にりょんちゃんの挨拶がある。

りょんちゃん「今日はみなさんありがとうございました。(すばるくんが持っていた大倉くんのうちわを見て)……ま、いませんけど…(笑)」

すばるくん「やっぱり笑ってます!お肌もきれいです!」

ヒナちゃん「経過も順調です!」

りょんちゃん「ま、すぐこんな顔、すぐ見れるようにしてくれると思うし…今度大倉見たらお前腸詰まらせたらしいやんけってチクチク言うたってください(笑)」

ヒナちゃん「ラジオとかに送ったり!なんしとんねん!会いに行ったんにおらんかったやんけ!って(笑)」

りょんちゃん「あのー今から歌う曲、元気が出るSONGっていうんですけど……(笑)大倉に届くように歌おうか。大倉のパートは(ファンの)みんなで歌ってくれたらね!大倉のために、大倉に捧げる……」

ヒナちゃん「死んだみたいやん…」

すばるくん「たぶんだけど死んでません!!」

りょんちゃん「みんなで届けましょう」

という会話の後、最後の曲の元気が出るSONGが始まった。それぞれの定位置から始まったが、自然とすばるくんの持つ大倉くんのうちわの周りにみんなで集まって歌いだした。すばるくんはうちわに向かって歌ったり、りょんちゃんはうちわに手を合わせながら歌ったりしていた。マルちゃんが自分のパートを『今日のこの出来事 いつの日か笑って話そう くだらないことじゃないよ 僕らにだけわかればいい』と替えて歌って、大倉くんのパートはみんなで歌ったが、いかんせんキーが低すぎて歌いにくい箇所もあったけどそこはメンバーがフォローしていた。大倉くんのパートの『たとえば君のあしたが見えなくても 支えるから』の後には、すばるくん「支えるよぉ~」ヤスくん「この歌詞お前のことか~」と言ってまた笑わせてくれた。そのあとの『ずっと一緒』連呼部分はみんなで大倉くんのうちわに向かって歌っていた。最後のサビの『いつか永遠と 呼べるまで』の『呼べるまで』はりょんちゃんが大倉くんのうちわに向かって「お大事に」と替えて歌い、最後のメロディーに合わせてすばるくんが「おーおーくーらー」と歌い、すごく温かく笑顔にあふれた大倉くんのための元気が出るSONGになっていた。

最後の締めのヒナちゃんの拍手タイム、

ヒナちゃん「大倉に捧げるコンサートやな(笑)今日は6人でやることを許していただいてありがとうございました。この楽しい空気は大倉にも必ず伝えますので。」と挨拶し、演奏してくれていたタコヤキオールスターズやスタッフ、子どもeighter、男eighterなどに拍手したあと、ヒナちゃん「今日はうちわでの参戦となりましたが、絶対復活する!大倉忠義にも大きな拍手を!」と本当に最初から最後まで大倉くんの存在をちゃんと残しているコンサートだった。

 

メンバーがはけた後、今回のツアー中で一番大きいエイトコールが響いていた。この日のエイトがものすごく頼もしくかっこよかったこと、会場が一体となってこのコンサートを成功させようとしていたこと、ツアー中一度もダブルアンコールはなかったこともあって、規制退場を促す係員の男性が出てきていてもエイトコールはやむことなくどんどん大きくなっていった。

そこに横山さんが「もうどんなんほしいの?大倉がほしいの?」と言ってメンバーが出てきた。一生残るコンサートになったなと話し、今日はありがとうございましたと終わろうとしたが、会場から「えー」という反応が戻ってきた。でも、ヒナちゃん「(Wアンコール出の曲の披露)はちゃんと7人そろってからやるから。それが大倉への誠意やとも思うし」りょんちゃん「それが男の美学です!」と言って、曲の披露をしないことを断り、拍手の中はけていき、ライブは終演した。

それでいいと思った。もし、なにかしらの発表が予定されていたのだとしても、何かのサプライズが用意されていたのだとしても、それを大倉くん抜きでやることもできたけど、大倉くんがいたらどんな感じだったろうな…と考えてしまうだろうし、会場にいる全員がこのコンサートを成立させるため、大倉くんのために一丸となっていた素敵なライブだったけど、ツアーの最後よかったね!綺麗に締まったね!と言える終わり方ではないと思ったから。そしてメンバーの口から「大倉のためにもWアンコールはやらない」と聞けたことが何よりだったし、それが聞きたかったがための「えー!」だと思った。

 

終演後、iPhoneの電源を入れると友人から心配のLINEと大倉くんがWEBに載せたコメントのスクショのLINEが入ってきた。そのコメントを読んでまた涙がこみ上げてきた。謝り倒しの文章の中、後半の「最後までかけぬけたかった。みんなで、わらっていたかった。」の二文からどれだけ大倉くんが出たかったのか、悔しいかが痛いほど伝わってきた。何気ないことですぐに笑う大倉くん、マルちゃんのギャグや細かな行動に反応して大声で笑う大倉くん、ドラムのところに座って後ろからみんなの背中と客席をニコニコしながら見てる大倉くんが好きだからこそ、そんな大倉くんの笑顔と笑い声がないコンサートはすごく寂しかったし、恋しかった。

今回のオーラスにDVD収録用のカメラが入っていたけれども、私はこの公演はエンドロールの一部分やダイジェストという形ならまだしも、DVDにメインで収録される形では販売してほしくないと思う。すごく素敵な公演ではあったけれども、もうこんな寂しい思いはできるだけしたくないから。この公演の映像はメンバー同士で“こんなに温かいコンサートになったよ”と笑って見てくれればそれでいいと思った。

大倉くんがいないコンサートはとても寂しかったし、大倉くん不在という穴はこんなに大きいものなのかと思い知った。けれども、大倉くんの存在をないものにせず、大倉くん不在の穴の大きさを見せながらも、ファンをちゃんと楽しませて笑顔にして帰そうとするメンバーがすごく頼もしく、かっこよく、そして強いグループだということを改めて感じることができた。自分たちが一番悔しいだろうに、泣いてるファンを笑わせよう笑わせようとしてくれたその姿は本当にかっこよかった。 そして大倉くんがどれだけファンに、メンバーに愛されているのかがすごくよくわかる温かいライブだった。それがこのライブの大きな収穫だったように思う。

でもやっぱり大倉くんがいたらもっと面白いのに、もっとかっこいいのにと大倉担としてはどうしても思わずにはいられなかったので、今度は関ジャニ∞全員揃って笑ってる姿が見たいから、今年もエイトオタを辞められそうにありません。

次の全員揃った最高で最強のライブを楽しみに2016年はがんばります。

 

大倉くん、食事のときはよく噛んでゆっくり食べてくださいね!(笑)

*1:これが殺人級にかっこいい……絶対毎回何人か死人が出てる…

*2:まさに宗教とよく言われるけど

*3:涙はもう出てないのにどうしても泣きそうな声になってしまうのよ…

*4:あいさつ文はニュアンスです…

*5:くらやす、まるすば、ひなりょ、横山さん

*6:その代わりにヒナちゃんが一人で気球に乗っていたけど

*7:連れ曰くわたしが大倉くんのうちわを抱えているところをすばるくんが気球で近くに来た時にじっと見ていたらしい

*8:こういうのは思ったもん勝ちなのでそうだったと思うことにしておくよ