いっぱい笑うきみが好き

大倉くんと関ジャニ∞が大好きな一オタクの私見。みんなが幸せそうに笑っててくれればそれでいい。

どれ程の困難より大好きなきみの涙が(元気が出るLIVE!最終日の感想文①)

まだ消化され切ってないけれども、これはあの時感じたものを覚えているうちに書いておかなければならないと思ったので、ブログに書くことによって自分の感情を整理しようと思います。

そのため文章にまとまりが無いうえ、恐ろしいほどの長文になると思われますが、ご了承ください。

 とりあえずキャンジャニちゃん前までです。

 2016年1月17日、京セラドーム大阪。関ジャニ∞の元気が出るLIVE!ツアー最終日。この日の席は私も連れも初めてのビスタ席だった。ビスタ席の身分確認に緊張しながらその関門をすり抜け、ほっとして席に着いた。1塁側のバクステの横あたり。メインステージを見るにはちょっと鉄塔の先が邪魔になるかなー?でもお互いの見たいものは見れそうだよね!よかったよかった!と話しながら開演前のVTR が流れるのを待っていた。

 

しかし開演時間の16時になってもVTRが流れない。

オーラスだから何らかのサプライズがあるかなと予想していたので、その打ち合わせがちょっと押しているのかな?なんて思っていたら、下から“キャー”と歓声が聞こえ、メインステを見ると黒いパーカーを着た6人がいた。

はじめはスタッフさんが何かの調整に出てきたのかと思ったが、スポットライトが当たっている。“誰だ?”と思っていると、「えー、見てわかるように大倉がいません。」とヒナちゃんの声がした。黒いパーカーを着た6人は大倉くん以外の関ジャニ∞のメンバーだった。

そこで大倉くんが急性腸閉塞にかかったこと、直前までライブに出たいといっていたが、ドクターストップがかかったことが告げられた。

 

何が起こったのかわからなかった。冷静になって考えれば、今の関ジャニ∞は大倉くんだけ金髪なんだから、いくらビスタ席だとはいえ、一目見ただけでいるかどうかわかるはずだ。でも私は大倉くんがいないということがヒナちゃんの口から告げられるまで全くわからなかった。脳がその状況を理解することを拒否していたのかもしれない。

 

呆然としていていたら、このまま6人でライブをやっていいかファンの反応見て決めるからどうする?ということになっていた。会場に拍手が響き、ライブの開演が決まった。そしてメンバーたちは着替えに行き、開演前のマナー注意喚起VTRが流れ始めた。

 

私は気付いたらビスタの床にへたれこんでいた。「え、腸閉塞ってやばいよね?ヘタしたら生死にかかわるやつだよね?大丈夫なん?」と連れもわからないだろうに問いかけていた。私のブロックには大倉担がいなかったのか、そのブロックでは私が一番取り乱していたような気がする。隣のブロックにいた大倉担の女の子は号泣していた。一番近くにいた同担がその子だったので、二人で「どういうことなん?どうしたらいいのかわからないよね?どこを、誰を見たらいいのかわからないよね?」と話していたら、ライブが始まった。

 

 

オープニング映像が始まった。大正駅からドームに向かう映像の中の大倉くんは笑っていたので今起こったことが嘘だったんじゃないか。ただのドッキリだったんじゃないかとさえ思った。

ステージ裏の映像に切り替わった。歩いてくるのはやっぱり6人しかいない。でもいつも私が目で追っていた緑の衣装を着ている人がいる。

横山さんだった。

それに気が付いたとき、私の涙腺は崩壊した。それまで驚きと混乱で涙が出てこなかったのに、一気に涙があふれてきた。

今ここに大倉くんはいないけど、大倉くんがいないことにしない。一緒にステージに立っているんだ。ということを示してくれたその心意気に涙があふれた。*1

いつもの円陣。ヒナちゃんとすばるくんの間を大きく開けてファンも一緒に円陣に参加しているような気分にさせてくれていた。

 

扉が開いて1曲目のキングオブ男。緑の衣装を着ている人はいるのに、大倉くんの立ち位置だけがぽかんと空いている。横山さんが来ている緑の衣装はぶかぶかで、そのサイズの違いがまた着るべき人がいないことを実感させた。間奏明けのヒナヤスと3人でつかみ合うところも2人だけ。ほんとにいないんだと寂しさを感じていた。

最後の大サビで、りょんちゃんが「愛する女のためだけ」の歌詞を「愛するぉおくらのためだけ」と替え、すばるくんが「愛する野郎どもの夢」の歌詞を「愛する大倉のため」と替えて歌った。

いつもただただかっこよく決めて歌うこの曲でわざわざ歌詞を替えて歌い、大倉くんのためにもなにがなんでもこのライブを盛り上げて成功させるという意気込みを感じた。

2曲目のへそ曲がりの間奏部分のヤスくんの煽りでも、ファンに「おおくらー!」と叫ばせた。私も涙声で精一杯叫んだ。すると、「ここにいるよー!」と自分の衣装をめくっておなかに挿した大倉くんのうちわを見せた。思わず笑ってしまった。この曲も花道を練り歩いてはいるものの、ふざけたりせずに歌う曲だからそんなヤスくんのお茶目な行動がうれしかった。*2

へそまがりの終盤から3曲目のがむしゃら行進曲にかけてはセンタ―ステージ、メインステージとリフターが上昇する。大倉くんはいつも下手側のリフターだった。しかし、無人のリフターはなかった。いつもメインステでセンターを取ってるマルちゃんがリフターに乗って、途中でぽかんとひとつ無人のリフターができることを防いでいた。

5曲目のモンじゃい・ビートになるとメンバーが次々と大倉くんのうちわを持ち出した。三馬鹿と年下組に分かれて歩き、みんなでカメラ目線で歌ってカメラを使って遊ぶ。この演出が大好きだった。毎回楽しくていつも笑っていた。

でも今回は大倉くんはいない。でもみんなが今日は大倉くんのうちわに向かって歌っている。マルちゃんなんかうちわにチューするし、「ファイトだ―俺!」を「ファイトだ―大倉!」と替えて歌ったりうちわの大倉くんの顔真似をして笑わせようとしてくれている。

いつものヒナちゃんのあいさつ兼声出し、いつもはヒナちゃんの「声は出てるかー!」に合わせてバスドラムを鳴らす大倉くん。なのに弱々しいけどドラムの音がすると思ったら横山さんがドラムを叩いていた。横山くんは「大倉いつもこんなんしてるやろ?」とおどけていたが、こういったメンバーの行動とファンを煽って声を出させるたびに「そんなんじゃ大倉に届かないぞ!」という姿が一つ一つ「泣くな!笑え!」と言われているような気がしたが、その一つ一つが大倉くんをいないものにしない、大倉くんと一緒にステージに立っていると示していていちいち涙があふれた。

 

ここからはしばらくバンド曲だ。バンドの要のドラムがいない。どうするんだろうと思っていたら、サポートバンドの方が演奏してくれていた。演奏としては成り立っているが、やっぱり何か違うどこか違う。大倉くんのドラムってこんなに力強かったんだってこんなに感じる時が来ると思わなかった。わたしこんなに大倉くんのドラムが好きだったんだなって実感させられた。そして、大倉くんがいないんだったら全体を見ようと思っていたのに、気が付けば無人のドラムにばかり焦点を合わせていた。いないのはわかっているのに、気が付いたら見ている。私はライブ中こんなに大倉くんのことばっかり見てたんだと思い知らされ、私大倉くんのこと好きすぎるなと改めて感じた。

 

8曲目の言ったじゃないかの中盤のセリフ部分、このツアーではほぼほぼ毎回大倉くんはセリフを替えて私たちを楽しませてくれた。“あー確かに言ったわw”、“そんなこと言うてないわー!”ってことから、“そんなこと言っちゃっていいの?”ってことまで。“今日はどんなセリフかな?”って毎回の楽しみになっていた。

その部分はすばるくん「大倉!元気が出るLIVE!だって言ったじゃないか!」

ヒナ「腸閉塞にならないって!」

ヨコ「昨日まで元気やったやないか」

りょん「いっぱい食べたらおなか詰まるよって」

マル「言わんこっちゃない!」と素晴らしいくらいのきれいなネタにして笑わせてくれた。これにはもう「ほんまやし!」と連れと大笑いしたし、ここまできれいなネタにしてもらえたら大倉くんも笑えるだろうなーなんて思っていた。

 

9曲目のHeavenly Psychoは、メンバー一人一人のソロパートから始まる。大倉くんは1番のサビの前半担当だ。その部分を代役してくれたのはりょんちゃんだった。りょんちゃんはそれまでの曲でも大倉くんのパートを代わりに歌ってくれることが多かった。

大倉くんは「胸にHeavenly Psycho 今は未来に向かう道の途中だ」の「サイ」と「らい」の歌い方に特徴がある。代わりに歌ってくれたりょんちゃんもその特徴をつかんで真似て歌ってくれていたように思えた。これは大倉くんの歌い方が好きすぎたゆえの幻聴だったのかもしれない。でもそのほかのところでも、大倉くんの担当パートを代役するメンバーは大倉くんの歌い方や見せ方をところどころ真似ていたような気がする。

そのたびに“大倉くんっぽい!”っていう嬉しさを感じるとともに、大倉くんのことが恋しくなった。

 

(続く)

*1:OPの横山さんの衣装が好きだった横山担の方々すみません

*2:この衣装の時にヤスくんの腹チラを期待してた人たちごめんなさい