当日券で蜘蛛女のキスを見てきました覚書
昨日からとうとう自担の初主演初ストレートプレイの舞台『蜘蛛女のキス』が開幕しました。
ずっとこの人は舞台はやらないのかな…映像の方をメインとしてやっていくのかな…思ってはいたけど、まさかほんとに舞台をやる日が来るなんて思ってなかった……
そんな大事な作品だからこそ、自分でチケットを取っていきたいと思っていたけど、肝心の自分の大倉名義はその前に開催が発表されて、当落まで終わっていた安田くんの舞台「俺節」のほうに使ってしまっていたので蜘蛛女のキスのほうは落選。一般発売でもプレイガイド選びを失敗し全滅*1。Twitterで友人から声をかけていただけたので、なんとか1公演は行けることにはなったからそこまで悲観することはなかったんだけど、できればやっぱり初日と千秋楽には行きたかったっていう贅沢すぎる考えと、自分の力でチケットを取れなかったことがずっと引っかかってて、モヤモヤしていた。
だからこそ、自分の力でチケットを取る最後のチャンスである当日券に全てをかけようと思っていたのに、前日の昼間の受付時間にかぶせて美容院の予約をしていたことを忘れていた。これこそまさにやっちまった話………。
とはいえ、当日券なんてそんな枚数出ないだろうから、美容院の予約の時間の頃には終わってるか…ダメだったらその日金沢までわたしの好きな芸人さんが営業に来るっていうし、そっち堪能しに行こう……と思い、諦めずにチャレンジ。
すると見事電話が繋がり当日券を手に入れることができたので、その時の自分の行動とどんな感じだったかを備忘録として書き留めておこうと思う。
下準備
まず、下準備として当日券の電話がどんな感じなのか前日の昼間に電話して整理番号をもらうこと以外全くわからなかったので、イフオアを当日券で見てきた経験のある友人にいろいろと教えてもらった。
電話は自動応答タイプではなく、オペレーターのお姉さんと直接話すタイプであること。
その時に個人情報は何を聞かれたか。当日は何を持っていけばいいのか。
電話するのは友人の代理とかでも大丈夫そうなのか。
などを聞き、とりあえず個人情報の照合があるようだったので、友人の代理や友人に協力を願ったとしても、その友人に個人情報を教えられるのであれば、その友人が正しく個人情報を伝えられれば大丈夫そうだということだった。
何人かの友人から当日券の電話手伝ってやってもいいよと言ってもらっていたので、彼女たちに私の本名(フリガナ付き)、住所、電話番号を伝えておいた。
当日券予約受付電話
当日券の予約受付が12:00〜14:00、私の美容院の予約が13:30〜だったので、11:45ごろに美容院の近くのミスドでお昼を食べながら待機。
11:55に一回練習がてらかけてみると、すぐ繋がったけど当たり前に受付時間外のアナウンス。
とりあえず番号は間違って打ってないことを確認したので、少し間を置いて58分ごろから電話開始。しかしすでに回線混雑のアナウンス……。
『またおかけ姉さんとの戦いが始まるのか…』と思いながらリダイヤルの鬼と化す。
するとおかけ姉さんではなくチケットぴあの声が!!『時間は?12:00になってる!!まじか!!』と思っていると、聞こえてきたのは「ただいまこちらのダイヤルは受付時間外です」の非情な声…………ギリギリ時間外だった様子…………
『あぁ、これはもう無理かな…………でもやっぱり自分で終了アナウンス聞くまでは諦められないよな…………』と思いながらまたリダイヤルの鬼へ。
ミスドで涼風麺と点心セットを食べながら電話かけまくってるって今考えるとほんとに端から見たら不審者だよな…………しかも途中で小籠包だと気付かず、ミニ肉まん的なものだと思って思ってたから思いっきり小籠包の汁こぼしてるし…………←
しかしだからと言って諦めは禁物だと思い鬼リダイヤル継続。
すると開始から45分ほど経過した時に、ようやく「ナビダイヤルでおつなぎします」の声が!!!!な、な、ナビダイヤル姉さん!!!!
そこからは女性のオペレーターさんとの直接電話。
まず、対象の公演の確認。初日は1公演しかなかったので、27日18:30開演の公演でよろしいですか?との確認。
そのあと、氏名を聞かれるので氏名を伝える。氏名の漢字まで聞かれるので、もし友人の代理とかで掛けている場合は手元に個人情報がないとうろたえることになるので注意が必要。
次に電話番号を聞かれたので携帯番号を伝える。次は住所を聞かれると思っていたのでちょっと意外で驚いた。しかも聞かれた個人情報はこの2つだけだったのでさらに驚き。伝えた個人情報の復唱は念入りだったけど。
そして整理番号を発行してもらう。この時のわたしの番号は35〜45番*2だった。
そのあとは集合時間である開演1時間前までに集合すること、その時間までに来なかったら順番が後ろに回されたりキャンセル待ちに回されたりすること、席種席番は選べないこと、支払いは現金のみであることなどの注意事項を聞いて、当日は身分証明書と整理番号を忘れずに来ることを伝えられた。
一応割り振られた自分の整理番号が正しいかを復唱して確認し、最後に「何かご不明点は?」ということだったので、あまりのこの状況の信じられなさに、『こ、これは当日会場に行ってお金を払えば確実に見れるやつですよね?』と確認してしまった。すると、お姉さんは「はい、見れますよ。ただし、集合時間に遅れたりするとキャンセル待ちに回るので注意してくださいね」と優しく答えてくれた。お姉さんありがとう。
そして電話を切ると通話時間はおよそ4分だった。
公演当日
昼の新幹線で東京へ向かった。とにかく集合時間前に会場に着くことだけを考えて。
車内ではモヤモヤのせいで読めてなかった原作を読んだ。モヤモヤが晴れたこともあり、『これを大倉くんといっけいさんがやるのか…………』とワクワクしながら読めた。
15時ごろに新大久保に到着。昼に出てもまだ昼に着くなんて、北陸新幹線最高。
しかし集合時間は17:30。17:00まではチケットを持ってる人のためのグッズの先行販売中だったので、まだ行かないほうがいいかな…と思い、とりあえず近くのファストフード店で原作の続きを読みながら時間を潰す。
化粧を直して17:00ごろ会場に向かう。看板の写真を撮ってたら、すでに行列ができてたので何の列か聞いてみると入場待ちの列とのことだったので、とりあえず奥の当日券売り場の看板付近で待機。
集合時間20分前ごろから整理番号1〜35番と36番以降の2つのグループに分けられ、15分前ごろからまずは整理番号と身分証の確認。 この確認がちょっと厳しめだったのか、少し不審な感じがしたら「ほんとにこの番号の人ですか?」的なことを聞かれてる人がいた…。名前の漢字が違うとかだったのかな?
このとき、整理番号が58番まであったことを確認。思ったより当日券でもたくさん入れるみたい。
全員の身分証確認が終わると整理番号順に並ばされる。だいたい10〜15人ずつの列に分けられる。
購入時の注意事項を聞いたあと、整理番号1番から引き換え開始。
このちょっと前にロビー開場が始まっていた。この日はグッズの先行販売があったから後ろの方の番号でも並ばずにすんなり買えたけど、ロビー開場=グッズ販売開始になると、番号後ろの方だと焦るなと思った。その代わり幕間や公演終了後は比較的空いてたようなので、そこを利用するのもありだと思う。
自分の順番が回ってきたので、販売カウンターに身分証を提示。身分証を確認すると「8800円になります。」まさかのS席価格。整理番号遅めだからA席B席上等だと思ってたのに。びっくり。よく聞くと補助席ということ。実際席についてみたら元々の常設の椅子の横に椅子が。でもパイプ椅子ではないので座り心地も悪くなかった。
しかし元々削ってあるところに足した席なので、ステージはちょっと見にくいことも。現に出演者が奥に行けば行くほど見にくくなってた…。まぁ見れればそれでよかったから><
当日券は整理番号順にいい席が渡されてるのかランダムなのかはよくわからなかった。わたしの少し後ろの番号の人が対角線上の2階席にいたのは確認できたけど……
しかし当日券でも1階席が来る可能性があるという夢はあるチャレンジだと思うので、もし行きたいという気持ちがある人、まだ諦められないという人はぜひチャレンジして見てほしいと思う。
大倉くん、すごく頑張ってたよ。すごく輝いてたよ。
公演内容の感想はまた今度まとめたいと思います。とりあえず当日券についての備忘録でした。