いっぱい笑うきみが好き

大倉くんと関ジャニ∞が大好きな一オタクの私見。みんなが幸せそうに笑っててくれればそれでいい。

SICKSの名台詞から考えた「笑う」ということ

BSJAPANで放送されていた「SICKS~みんながみんな.何かの病気~」が、3月28日最終回を迎えた。

SICKSは昨年の10月~12月にテレビ東京系で放送されていたおぎやはぎやオードリーなどが出演するコント番組だ。放送当時から「SICKSがすごい」と聞いていたのだけど、私が住んでいる地域ではテレ東ネット局がなかったので、今年の1月からBSでやっていた遅れ放送を録画して毎週見ていた。

SICKSは30分の中で2,3本のコントが詰まっている“オムニバスコント番組”なのだが、実はすべて同じ世界の中の同じ時間軸のなかでの話になっている。最初のうちはそれぞれ独立したコントなんだけど、回を重ねるごとに同じ出演者が同じ役で別のコントに出ていたり、張り巡らされていた伏線が回収されていったりとすべてのコントが互いにつながっていることがわかってくる。

わたしはこういうオムニバスコント番組が好きなんだが*1、SICKSを見て、これはコント番組じゃなくて一本のドラマ作品だということが分かったときには感動した。それに気づいたときには、もう一度登場人物を整理して相関図を作りたくなったり、全部の話がつながってからのハラハラする展開にドキドキしたり、途中からコント番組の見方じゃなくドラマの見方に変わっていた。

この番組のことはどういう風に言葉にしたらいいかわからないけどとにかくすごい”しか出てこないので*2、お笑いナタリーの特集ページを見てみてほしい!*3

natalie.mu

SICKSは28日のBSでの最終回を迎えた同日にDVD&Blu-rayが発売され、30日からはTSUTAYAでレンタルも始まるらしい。気になった人はぜひ見てみてほしい。これはすごい。

 

そして、わたしが3か月見てきてブログに書きたいと思うまでこの番組に動かされたのは最終回の最後に出てくるヒロインのつばめちゃんのセリフのおかげだ。

 

「笑える世の中つくった人が、一番偉いよ」

 

昨日のブログでも書いたけど、ここ最近の春の改編、人事異動(?)のおかげでまぁ情緒不安定な日々が続いている。悲しい寂しい気分でいっぱいだったのに、アルピーANNの最終回ではあまりのばかばかしさと最終回なのにクソ回(笑)という結末におなかを抱えて笑っていたら、始まる前までに感じていた寂しさは気付いたらどこかへ行っていた。それでもロス症状なのかYouTubeで過去回の音源を見つけては毎晩聞いているんだけど、一度聞いたことがある回なのに何度聞いても同じところで笑ってしまう。でもそうやって笑うことでもやもやした感情を一時的だけど忘れることができる。笑いの力ってすごい。そういう笑えるものを作った人はすごいなと改めて思わされた。

 

わたしの好きな関ジャニ∞の大倉くんは関ジャニ∞10周年を記念したイベント、『十祭』の最後のあいさつの中でこんなことを言っていた。

「ツアーでみんなの笑顔を見た瞬間に、1人でも僕たちを見て笑ってくれる人がいるならば、このステージに立ち続けることが僕らの使命なんだなと気づきました。僕らこうやって7人いますけれども、7人やっぱり趣味趣向違って価値観も違って様々な考えを持ってますけれども、ひとつ《笑う》っていうこと。《人に笑ってもらう》っていうことが凄く大好きな人たちだと思うんです。で、バカやって笑ってそれ見てみんなが笑ってくれるっていう。これが僕は『関ジャニ∞力』なのかなと。」

笑うということの性質は違うかもしれないけど、人を笑顔にすること、という点は同じだ。わたしは今まで関ジャニ∞を見て何度も笑ってきた。その度に元気になってまた頑張ろうと思える。チケット業務や番組終了とか、オタごと関連でもやもやすることはあっても、最終的には現場でエイトの音楽を楽しんで、MCでおなか抱えて笑うことができたときにはそんなモヤモヤも忘れている。

わたしたちファンを笑わせることが『関ジャニ∞力』ならば、ここ最近のモヤモヤを吹き飛ばしてしまうような何かがこの先にある事を期待したい。

 

「笑える世の中を作る関ジャニ∞が一番かっこいいよ」

 

 

*1:最近だとLIFE~人生に捧げるコント~とか、ちょっと前だと笑う犬シリーズとか

*2:ただのボキャ貧

*3:結局丸投げ